2006年10月
2006年10月26日
私たちの昭和
“お湯をかけるだけで、簡単にラーメンが出来る”
インスタントラーメンは、日本が世界に誇れる発明の一つ。
昭和33年に発売された、このチキンラーメンは、大阪時代、両親が共働きで、いわゆる“鍵っ子”だった小学生の頃の私の主食だった。
麺にスープが既にコーティングしてあるアイデアは、一体誰が考えたのだろうか?
それにしても、これは安い。
懐かしくて美味しそうなので、思わず2個も買ってしまった。
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2006年10月25日
もっこりもこみち
いよいよ始まったナンバー・ポータビリティ制度。
ソフトバンクの孫正義社長が、“通話&メール0円”の“予想外料金”を打ち出して、世の中をアッと言わせたと思ったら、今度は、“新規も継続も、どの機種でも携帯電話の端末0円”と、発表した。
これぞ、価格破壊。これは、何かの始まりの様な気がする。
このニュースの直後、「家族で通話料も繰り越しOK!」とかのCMが流れると、実に空しい感じがしてならない。
時代もケイタイも動いている。
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2006年10月24日
人間蒸発
第19回東京国際映画祭“今村昌平監督追悼特集”(Bunkmura~ル・シネマ)に、出掛けた。
今村監督が、横浜映画放送専門学院(現・日本映画学校)の校長をしている時期に生徒と一緒に作った短編「あほう」(1975)「凍りついた炎」(1980)、そして、1967年の傑作ドキュメンタリー作品「人間蒸発」を観た。
世界中の他のどの映画作家も撮り得ない問題作ばかりだ。
終わって、トークショーに出演された武重邦夫さん(日本映画学校)や細野辰興監督らとお茶を飲み、ありし日の巨匠の人となりやいろいろなエピソードを伺った。
本当に骨太で、バイタリティあふれる大人物だったなぁ…。
at 23:24|Permalink│
2006年10月23日
こほろぎ嬢
本日収録のかわさきFM「岡村洋一のシネマストリート」のゲストは、映画「こほろぎ嬢」に主演している女優の石井あす香さん。
デビュー1年で、既に10本の映画に出演している24歳の彼女の、“本番では、その人物になり切っているので、アガるとか、NGとかは一度もありません”との発言に驚いていると、嶋田が、“本当にその人物になり切っていれば、アガるというのはあり得ないのではないですか?”と答えた。
10年に1回くらいは、良い事を言う奴だ、嶋田は。
at 22:48|Permalink│
2006年10月22日
月見ル君想フ
サックス奏者の梅津和時さん率いるKIKI BANDの“DOWSER ツアー2006~2nd Act”が、青山にあるライブハウス“月見ル君想フ”であった。
梅津さんの演奏は、25年前にRCサクセションと共演した“生活向上委員会”の頃から聴いているが、単独ライブは初めて。
50歳代とは思えないすごい肺活量、アバンギャルドとスタンダードの同居、切れの良さ…。
アンコールでは、何故だか訳も解らず涙があふれて来た。
“最高でした”
終わってから挨拶、黙って握手してくれたその手の平は、意外に硬かった。
at 22:44|Permalink│