2008年10月

2008年10月31日

その土曜日、7時58分

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恵比寿ガーデンシネマは、“上映中は一切飲食禁止”という、この忙しい時代に観客の立場など全く考えていない、とても窮屈な劇場だ。

しかし、上映作品の選定は悪くない。
今年82歳の巨匠:シドニー・ルメット監督の新作『その土曜日、7時58分』は、ギリシャ悲劇を思わせる力作だった。

父(アルバート・フィニー)と子(フィリップ・シーモア・ホフマン)の確執と宝石店強盗をめぐる物語の着地点は、想像を絶する場所だった…。

しかし、この2人…
イビチャ・オシム元サッカー日本代表監督とザ・たっちに見えなくもないな。

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at 07:58|Permalink

2008年10月30日

白地に赤く

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私の番組を手伝ってくれている女優・安田陽子が出演中の舞台『白地に赤く』を観に、新宿・白萩ホールへ出掛けた。

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戦時中の緊張感ある人間関係を描いた力作だったが、正直、数多くの課題があると思ったので、アンケートには、かなり辛辣な事を書いてしまった。結構、ヤバいかも…(汗)。

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at 23:40|Permalink

2008年10月29日

戦争のアメ玉

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この世は、全て競争だ。
それは、我々が精子の頃から始まっている確かな事実だ。

競争は、悪い事ではない。
米ソの冷戦がなかったら、人類はまだ月へ行ってなかったかもしれない。
しかし、テクノロジーの進歩とそれをどう利用するかは全く別の次元の問題だ。

テクノロジーは日進月歩で来たのに、何故、その使い方は大して進歩せずに、人類は今だに、殺戮、拉致、略奪を繰り返しているのだろうか?

宗教・思想信条の違い&貧富の格差だと人は言うが、少なくとも殺し合いをしない道、その叡智は必ずあるはずだ。
もう、いい加減に学んだらどうなのか?

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at 21:39|Permalink

2008年10月28日

冬支度

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“笑う門には福来たる”というけれど、テレビでもお馴染みの茂木健一郎さんによると、完全な作り笑顔か、それが無理なら、意識的に左右の口角を少し上げるだけでも、脳は顔が笑ったのだと判断し、思考がプラスに転換するらしい。


凄い…。


脳って、バカ? いや、脳って、天才?
やっぱ、笑いが一番なんだ…。

今日はとても天気が良いけれど、そろそろ寒くなって来たので、暑がりの私も、全てにおいて厚着を心掛け、いつもニコニコしていようと思っています。

※ご注意:写真はあくまでもイメージです。

at 11:28|Permalink

2008年10月27日

天国はまだ遠く

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本日のかわさきFM「岡村洋一のシネマストリート」(第1082&1083回)のゲストは、11月8日公開予定の映画『天国はまだ遠く』(加藤ローサ、徳井義実、河原さぶ、絵沢萠子、宮川大助、板東英二)の長澤雅彦監督。 2年振りの登場だ。

自殺しようとしていた女と過去を背負って田舎で生きる決意を固めた男が出逢ったのは、京都府の山奥だった…。

日曜放送分の収録では…“偶然は全て必然か?”“ユングの言う「シンクロニティ」とは?”“想念は時空を越えるか?”等についても、色々と話す。

長澤監督と初めて会ったのは、6年前の夏、カナダ大使館。
昨年初めに亡くなった私のマネージャー・森さんと一緒に映画『13階段』への出演をお願いに行ったのだ。
今日は、その森さんの誕生日だった。

at 21:22|Permalink