2010年09月

2010年09月30日

遂に、松方弘樹賞を受賞!

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夕刻、東銀座にあるADK松竹スクエアで行われた映画『TAKAMINE』の打ち上げに参加する。

いつも最高に感じ良いMs.ナオミ・グレース、久々の渡辺裕之さん&田中美里嬢。それから、市川徹監督、長谷川初範さん、歌手の白井貴子さん。

いつもは外れる「お楽しみ抽選会」で、思いがけず“松方弘樹賞”が当たって、びっくり。いよいよ、運が向いて来たか?

しかし正直な話、今どき、これを貰ってもなぁ… いや、本当の本当は素直に嬉しい。ありがとう、松方さん!

この映画の公開は、来春の予定だ。


drecom_y_okamura at 22:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年09月29日

国勢調査

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10年前は、見知らぬオバハンに手渡しするのが嫌だったが、今回から郵送になって大変よろしい。

国勢調査は、松竹映画と同じく、1920年に始まった。双方メデタく、100周年を迎える10年後(と言えば、LED電球の寿命と同じだ)、私は一体…?

今日は、まずスポーツジムで鍛えまくり、午後、映画『アワ・ブリーフ・エタニティ』を観た後、打ち合わせを数件こなし、海外ドラマ『24』シーズン7を2話分観た。

本日に関しては、やるべき事をやり、打つべき手は全て打ったと思う。凄~く眠いが、まだ寝ない。やりたい事が、まだまだあるんだ。


drecom_y_okamura at 23:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年09月28日

これからの「難儀」な話をしよう

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午前中、勇気を振りしぼって、世界で一番嫌いな場所へ行く。

患者の恐怖を和らげるための(?)モニターには、今日は何故か『となりのトトロ』が流れていた。トトロ~。

奥歯の型どり中、気持ち悪くなり、吐きそうになるが、何とかガマン。

歯科医からの話で、これから、まだまだかなりの日数と結構なお金が掛かる事を知り、アンタンたる気分になる。難儀やなぁ…。

帰って、一昨日、NHK教育テレビで放送された『ハーバード白熱教室@東京大学~日本で正義の話をしよう』を観る。

“イチローの年俸15億円は多過ぎはしないか?”から始まって、“オバマ大統領(ちなみに彼の年俸はイチローの42分の1らしい)は、ヒロシマ・ナガサキを謝罪すべきか?”等の、世代を超えた戦争責任の有無について迄、議論の内容は、広範囲に及んだ。

マイケル・サンデル教授の、生徒への問いかけ、挑発、受け止め方、放り出し方、間の取り方…全て素晴らしく、表現者として超一流だ。今回の放送でカットされた講義・約2時間分を含む完全版の放送を強く望む。


drecom_y_okamura at 21:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年09月27日

たまゆら

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本日午後2~4時生放送のかわさきFM「岡村洋一のシネマストリート」(No.1282&1283)は、まず、明日、川崎のライブハウス“ピアニシモ”でライブを行うピアニストの進藤陽悟さんが登場した。

それから、10月11日に『両国フォークロアセンター40周年記念コンサート』を浅草・木馬亭で開催するマスダ昭哲&三留まゆみさんを迎えた。

そして、映画『ブラックリスター』が今日から公開になった女優・大平志保嬢が初出演。

続く第2部では、映画『大奥』の記者会見の模様を携帯サイト“ショウビズ・ファン”の高寺幸代さん(一番下の写真右)と共に放送した後、シネポケットのコーナーでは、森咲葉子嬢が、映画『君に届け』を紹介した。

最後に、映画評論家の福田千秋さん(上から4番目の写真右)と松竹映画の和田英明(上から4番目の写真左)&手島麻依子(一番下の写真左)さんが登場し、DVD発売間近の映画『獄(ひとや)に咲く花』『たまゆら』『ん、何?』そして、『RAILWAYS~49歳で電車の運転士になった男の物語』を紹介した。

当番組の“ご意見番”=顧問でもある三留まゆみさんが、スペインの巨匠、ペドロ・アルモドバル監督にインタビューした時の話が素晴らしく、また是非とも続きが聴きたいと思った。

この番組は、日曜午前11~12時に、第2部(後半)の再放送もあり、世界中、何処からでもオンタイムで聴けます→ http://www.simulradio.jp/

更に、『岡村洋一のシネマストリート』専用サイトでは、最近1ヶ月の放送と、過去の放送の傑作選を聴く事が出来ます→ http://is-field.sakura.ne.jp/7.html


drecom_y_okamura at 20:17|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年09月26日

悪人

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モントリオール世界映画祭で最優秀女優賞を受賞した深津絵里に注目が集まっているが、チャラい大学生役を演じた岡田将生と、妻夫木聡演じる不骨な男に殺されてしまう、チャラい女を演じた満島ひかりが素晴らしく、この映画の背骨と言っても良い。

深津絵里が働いている紳士服専門店の、品物はたっぷりあるが何処か空疎な感じは、何だか彼女の心の中そのものみたいだ。

こういう、随所に見られる“映画温度”の低さが、この作品全体の何とも言えない、絶望的なトーンの形成に寄与している。

愛しているから、失いたくないから、強く抱きしめた。思いっ切り抱きしめたら、パリンって壊れてしまった。あんなに大切な人だったのに…。

何て不幸な、片隅の二人。でも、もしかしたらあまりに不器用な二人は、ただバスに乗り遅れただけなのかもしれない。

此岸がダメなら、彼岸があるさ。

いや、ダメダメ。死んではダメだよ。人は皆、誰だって“悪人”じゃないか。ムショから出たら、今度こそは上手くやりなよな。

この世に“希望”は、あるともないとも言える。

人間の持つ、どうしようもない弱さと悲しみを真正面から描いた力作。休日の映画館は、満員だった。


drecom_y_okamura at 22:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0)