2011年03月
2011年03月31日
怪獣たちの夜
昨夜、なかなか眠れず、『坂本龍馬99の謎』という文庫本を読み進む。午前2時頃やっと眠くなり、ベッドの灯を消した。すると…
“何故、消すんだ?そこに怪獣がいるのが見えないのか!”
いきなり、眠っていたはずの隣のベッドのY田さんに怒鳴られた。やれやれ…。あんたが怪獣ですがな。
念のため、部屋の隅まで見たが、怪獣はいなかった。
幕末の土佐の海で、私の教え子・饅頭屋長次郎たちと鯨捕りをする夢でも見たかったが…、朝。
午前8時過ぎ、36時間振りの食事。去年よりもちょっとだけ美味しかったのは、小さな救いだった。
午後、とてもシンドかったが、頑張って、毎月末に出している私のニュースレター「岡村通信134~原子力戦争」を書いて、配信した。
明日からが、また大変だ。
2011年03月30日
2011年03月29日
我が心のベルトルッチ
昨日、ラジオで、無修正版(!)ブルーレイが発売中の映画『ラストタンゴ・イン・パリ』の話をした時、以前、このブログに書いた事の一部を話した。
つまり、これは、スキャンダラスなセックス映画ではなく、“ヨーロッパが終わって行く”という作品なのだという事。
そして今回、4度目に観て、初めて気付いた事があった。
ラストカット、倒れて死んでいるマーロン・ブランドの身体が丸まっていて、まるで胎児の様なのだ。
これは、輪廻転生かいな?
後に、キアヌ・リーヴス主演の『リトル・ブッダ』を作ったベルナルド・ベルトルッチ監督ならではの暗喩なのか?
今、それを監督に訊きたくてたまらない私。何か、良い方法はないだろうか?
PS.カズ、決めたネ!
2011年03月28日
シンデレラ・リバティ
本日午後2~4時生放送のかわさきFM(79.1MHZ)「岡村洋一のシネマストリート」(No.1334&1335)は、まず第1部に、女優の香西南里嬢が登場、劇団龍門[ドラゴンゲート]旗揚げ公演『中村マンション物語』(4月1~3日/しもきた空間リバティ)のパブリシティーをした。
俳優・森本のぶさんは、自身の出演映画『ブラック・エンジェルズ』(内田栄治監督)の宣伝に来た。
日本テレビ『踊る!さんま御殿』などでもお馴染みの女優・市川佳代子嬢も、劇団夜想会公演『俺は、君のためにこそ死ににいく』(4月12~17日/紀伊国屋ホール)のPRに現れた。
続く第2部、“シネポケット”のコーナーでは、福山和紗ちゃんが、日本映画『大木家のたのしい旅行~新婚地獄篇』を、久しぶりの大友七菜嬢が、ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』を紹介した。
そして、映画評論家の福田千秋さん&20世紀FOXの原田登久子さんが登場、新作DVD×5を取り上げた。
紹介した映画は…
『ジョアンナ』(1968年)『マイラ~むかし、マイラは男だった』(1970年)、『オフロでGO!!!!!~タイムマシンはジェット式』(2010年)、『シンデレラ・リバティ』(1973年)、そして『ラストタンゴ・イン・パリ』(1972年)。
ラストの作品の紹介では、かなり気合いが入ってしまった。
この番組は、日曜午前11~12時に、第2部(後半)の再放送もあり、世界中、何処からでも(土浦でも!)オンタイムで聴けます→ http://www.simulradio.jp/
更に、『岡村洋一のシネマストリート』専用サイトでは、最近1ヶ月の放送と、過去の放送の傑作選を聴く事が出来ます→ http://is-field.sakura.ne.jp/7.html
2011年03月27日
ペルー代表
先週の金曜日、17年間続いた日本テレビ『恋のから騒ぎ』の放送が終わった。
私は特別、明石家さんまのファンではないが、フリートークの勉強に時々観ていた。
“複数の素人を相手に面白トークをする時には、それぞれにキャラクター付けをしっかりとする事”
これをさんまは、萩本欽一の番組から学んだに違いない。その比喩のセンスは、正に天才的だ。
いつだったか、藤岡弘、がゲストだった時、から騒ぎガールズ達に向かって、“結局、あんたらは自分が男に何かして貰いたいだけじゃないか!”と叫んだのは、快挙だったな。
冒頭のミニコントと、それに続く名言集も好きだった。
すべてをなくしても、まだ未来が残っている by ボビー
一番心に残っているのは、この一言だ。皆さん、長い間お疲れ様でした。