2011年06月

2011年06月30日

8月のクリスマス


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※ 韓流ラブ・ストーリーの名作映画『八月のクリスマス』を、舞台を日本に移してリメイク。余命いくばくもない主人公と小学校の臨時教員の女性との恋を、優しい眼差しで描き出す。ミュージシャンの山崎まさよしが、主演、音楽、主題歌を担当。映画全体のトーンを決める素晴らしい活躍をみせる ※ 


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[日本映画専門チャンネル]で、久しぶりに見つけた自分。これを撮ったのは、山崎まさよしさんだ。

撮影から5年も経っていると、自分の演技を実に冷静に観られる。

時が往けば往くほど、味が出て来る不思議な一本だ。

映画全体が持っている雰囲気が、澄んだ空気の様で、何だかヒンヤリとして美しいのだ。

諸君、最も大切なのは、雰囲気だよ。

物語の中で、山崎さんが一人で営んでいた写真館は、元々は床屋さんで、この映画のために廃業、改装したと言っていた。

今も、残されているだろうか?

いつか、北陸をゆっくりと旅してみたい。



drecom_y_okamura at 00:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年06月29日

新旧交代


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遂に、この日がやって来た。

物を大切にするのは良い事だが、10年半も同じパソコンを使う奴は少ないだろう。
この期間、節約出来たというよりも、先週の[ケイタイ→スマホ]の時と同じく、移行不可能のデータもあり、ここ数年感じていたストレスの巨大さを考えると、やはり時間が経ち過ぎている。

オレって、いつもこうだな…。

自分自身を“新旧交代”したいが、そうも行かない。
それに、ちょっとは良いところもあるじゃん!


“この10年間の変化は、本当に凄いんですね。今回買ったのを買い替える頃には、また…”

“いや、今回のXPSは、ある種の到達点だと言えます。これからの10年は、基本的には、これまでの様な大きな変化はないはずです。というのは…”


残念ながら、パソコンの専門家であるSさんの話は、私には半分くらいしか理解出来なかった。

でも、まぁええがな。
ピーター・ドラッガー先生の言う通り、人には皆、凸と凹があるのだから。
凹は凹なりに、背筋を伸ばして、明るく正しく生きて行けばよろしい。

私の“新製品”との闘いは、今夜も延々と続きそうだ。 頑張るぞ~!!!


drecom_y_okamura at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年06月28日

リア王の娘

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現在、BSジャパンで再放送中の『ザ・ホワイトハウス2』は、毎週、欠かさず観ている海外ドラマだ。

この物語の主役は、合衆国大統領ではなく、彼を支える大統領補佐官や報道官など、複数のスタッフ達だ。

皆、実に人間的で魅力あるれる人たちで、次から次へと起こる難問題の数々を“いかに傷口が大きくならない内に最良の処置をするか?”に心を砕いている。

今週放送の第15回“リア王の娘”で、思い掛けない人物を発見した。

彼は、同じく大好きだった海外ドラマ『プリズン・ブレイク』の超極悪人“ティーバッグ”ではないか!

きっと、また刑務所を脱走して、何処かで悪事を働いていると思ってはいたが、まさか、ホワイトハウスに逃げ込んでいたとは…。

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drecom_y_okamura at 23:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年06月27日

デンデラ

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本日午後
24時生放送のかわさきFM(79.1MHZ)「岡村洋一のシネマストリート」(No.1360&1361)は、まず第1部で、映画評論家の福田千秋さんと紀伊国屋書店の木村文明さんを迎えて、新発売DVDの紹介をした。

取り上げた映画は
『川の底からこんにちは』『悪の力』『ペルシャ猫を誰も知らない』『パリ20区、僕たちのクラス』『シルビアのいる街で』の5本。全て、なかなか見応えある作品だった。

女優・吉岡あや嬢のあやの十八番では、歌舞伎の基礎知識を学んだ。

続く第2部、シネポケットのコーナーでは、遠藤彰子嬢が映画『人生、ここにあり』(723日公開予定)を紹介した。

そして、映画『デンデラ』(浅丘ルリ子主演)が公開中の天願大介監督が番組に初登場した。

天願監督のお父さんである巨匠・今村昌平監督の思い出も色々と伺う。

この番組は、日曜午前1112時に、第2(後半)の再放送もあり、世界中、何処からでも(伊勢原でも!)オンタイムで聴けますhttp://www.simulradio.jp/ 

更に、「岡村洋一のシネマストリート」専用サイトでは、最近1ヶ月の放送と、過去の放送の傑作選を聴く事が出来ますhttp://www.movics.tv/html/index.php



drecom_y_okamura at 22:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年06月26日

シルビアのいる街で


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※ とあるカフェ、客を観察してはスケッチをしている画家志望の青年(グザヴィエ・ラフィット)がいた。ガラス越しに一人の女性(ピラール・ロペス・デ・アジャラ)を見つけハッとした彼は、彼女が店を出ると、その後を追う。彼女を追って市電に乗り込んだ彼は、あるバーで数年前に出逢ったシルビアではないかと声を掛けるが… ※


映画とは、綺麗な男や女を、お金を出して劇場へ観にゆくもの。フランスの古都・ストラスブール、美しきブロンド女性の髪が風にそよぐ… それだけで、そこに何か宇宙の秘密が隠されている気がしてしまう、そんな確信犯的な“誤解”を楽しむ逸品。

風の音、市電の音、人々の歌うようなざわめき、ホームレスの老婆が所在無く道路に投げたビンがゴロゴロと何処までも転がって行く音… 何にもないから、何でもある。そんな“無用の用”の集積が人生なのだと教えてくれる。

これは、聴く映画。感じる一本。そして男はいつも女を追い求めて行く、そんな性の寂しさをも思った。DVD発売中。

drecom_y_okamura at 15:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0)