2011年06月
2011年06月25日
2011年06月24日
2011年06月23日
2011年06月22日
解雇通告
『バーン・ノーティス~元スパイの逆襲』(原題:Burn Notice)
※ マイケル・ウェスティンは、世界をまたにかけた凄腕の元CIAスパイ。
ナイジェリアでの任務途中で突然、解雇通告(Burn Notice)を受け、命からがら、故郷であるフロリダ州・マイアミに逃れる。
経歴や財産を奪われるも、私立探偵の様な事をしながら、自身が解雇された真相について調査を始める。
彼は、空手歴30年でサンボなどの実践格闘技にも精通。機器に強く、自作の武器や盗聴器を用いて、あらゆる事件を解決する。
ヨーグルトが好物のマイケルは、スパイに似合わずお人好しで、母親や依頼人の涙ながらの訴えには断る事が出来ない…。 ※
昨年初め、大好きだった海外ドラマ『プリズン・ブレイク』が終わった後にこれが始まった時には、“何て能天気なスパイものなんだ!”と思っていた。
しかし、生まれながらにして“スパイアクション好き”の私は、いつの間にか取り込まれてしまっていた。
現在、日本テレビとFOXテレビで放送中のシーズン1とシーズン3を、二度目に観るのも含めて、全て楽しんでいる。
一番の魅力は、マイケル自身によるナレーションだ。
それは、時に“台所にある物で簡単に出来る(?)爆弾の作り方”等、ちょっとした[スパイ指南]になっているのだ。面白い。
現在、アメリカでは、シーズン4が放送中で、既にシーズン6までの製作が決定しているという。マイケルの活躍は、まだまだ続くぞ!
2011年06月21日
悪の力
※ 社会派ボクシング映画『ボディ・アンド・ソウル』の脚本を手掛けた異才、エイブラハム・ポロンスキーの初監督作品。
悪徳実業家・タッカーと弁護士のジョーは、数当て賭博の数字を操作することで、胴元の統合を企むが… ※
弁護士のジョーを演じたジョン・ガーフィールドの、ちょっと荒いが男くさい魅力にあふれた逸品。
秘書を演じたビアトリス・ピアソンが、ニコール・キッドマンに激似で、美しい。
まるで舞台劇の様な展開で、ほとんどがスタジオ撮影だが、時折現れる屋外シーンに注目したい。
この映画は、1947年の作品。そこには、“Golden ’50s”寸前のウブで素朴なニューヨークが息づいていて、もう一つの見所となっている。
シンプルだが効果的な照明が生きている白黒画面の美しさと共に、実はストーリー展開より、雰囲気を味わう一本でもある。DVD発売中。