2011年09月
2011年09月25日
2011年09月24日
黒船屋
竹久夢二(1884~1934)伊香保記念館へ行った。
あの関東大震災を体験した夢二は、被災地でのスケッチを残している。それは、強烈だった。心が痛んだ。
その他、キャラメルのパッケージのデザインや絵本など、実に多くの仕事を残している。
これまで、“美人画で有名な稀代のプレイボーイ画家”というイメージしかなかった自分の不明を恥じた。
これは、予約制で特別室において一年に一度、2週間しか公開しないという代表作『黒船屋』。
ラッキーな私は、展示ツアーの最終回に間に合い、小暮亨館長の話を直接伺う事が出来た。
夢二のカラーで言うと、赤は恋、緑は旅、黄色は酒だそうだ。“日本画と西洋絵画の決定的な違い”についても話して下さり、これは、本当に目からウロコ。貴重なひと時だった。