2011年10月
2011年10月26日
2011年10月25日
2011年10月24日
マフィアVSアマゾネス軍団
本日午後2~4時生放送のかわさきFM(79.1MHZ)「岡村洋一のシネマストリート」(No.1394&1395)は、まず第1部で、日本映画『シャッフル』(公開中)や、フランス映画『ハートブレイカー』(10月29日公開予定)を島岡が紹介した後、先週、私の若い妻を演じた佐々木ちあき嬢が登場した。
続く第2部、“シネポケット”のコーナーでは、ジャッキー・チェンに逢ったばかりの川口貴弘くん(写真右)が、映画『1911』(11月5日公開予定)を、五十棲頼太くんが、映画『電人ザボーガー』(公開中)を紹介した。
そして、OV『マフィアVSアマゾネス軍団』が、好評発売&レンタル中の小沢雅人監督(写真右)、脚本の藤原良さん、謎の中国女を演じた中津真莉子嬢(凄い努力家!)が登場した。この作品には私も出演しています。
この番組は、世界中、何処からでも(東大阪でも!)オンタイムで聴けます→ http://www.simulradio.jp/
更に、「岡村洋一のシネマストリート」専用サイトでは、最近1ヶ月の放送と、過去の放送の傑作選を聴く事が出来ます→ http://www.movics.tv/html/index.php
2011年10月23日
ベン・ハー
※ 西暦1世紀の初め、ユダヤがローマ帝国の支配下にあった頃の話。ユダヤの都エルサレムにローマ駐屯軍の新将校が着任した。メッセラである。
彼はこの地の豪族の息子、ベン・ハーと幼な友達だった。
しかし、メッセラは立身出世主義者となっており、ベン・ハーと今は相いれなかった。
ある事件からベン・ハーの一家がローマへの反逆罪に問われた時、メッセラは、無罪の口添えを乞われたが、拒否した。
ために、ベン・ハーの母と妹は地下牢に入れられ、ベン・ハー自身は奴隷としてローマ軍船へ送られた。途中、砂漠で渇に倒れようとした時、飲み水を恵んでくれた人があった。
ベン・ハーは、この人を忘れなかった。ローマ艦隊が海賊船団と戦った際、ベン・ハーは、司令官・アリアスの命を救った。彼はその養子に迎えられたが、ユダヤの地に帰った…。 ※
前後編、合わせて、3時間40分、久し振りに、この超大作の雰囲気、スケールを堪能した。
子供の頃には気付かなかったが、これは、アラブ人とユダヤ人、そして、侵略者としてのローマ人との対立を描いた作品だ。
そして、ユダヤ教の異端として始まったキリスト教の成り立ち、人々の心の中に現れる“救いとしての宗教”の姿をも描いている。
特筆すべきは、支配者としてのローマ人に対して、アラブ人とユダヤ人が仲良く共存している事。
1920年代に、当時の列強(イギリス、フランス、アメリカ等)がやって来て、石油の利権をめぐって、かの地を滅茶苦茶にするまでは、彼らは仲良くやっていたのだった。
先週、死んだカダフィは、この映画を観ただろうか?人類は、この映画が描いている時代=2000年以上前から、現在=この2011年10月に至るまで、同じ愚行をもう何万回も繰り返している。1959年、アメリカ映画