2012年04月
2012年04月25日
2012年04月24日
ル・アーヴルの靴みがき
※ 北フランスの港町ル・アーブルの駅前で靴磨きをして暮らしているマルセルは、妻・アルレッティと愛犬・ライカとともに、つつましい生活を送っていた。
※ ある日、港にアフリカからの不法移民が乗ったコンテナが漂着し、マルセルは警察に追われていた1人の移民の少年・イングリッサと出逢う。その頃、入院していたアルレッティは、医師から余命宣告を受けており…。
映画 『浮き雲』『過去のない男』のアキ・カウリスマキ監督が、フランスの港町に生きる人々を描いた人情劇。
妻役はカウリスマキ作品常連のカティ・オウティネン。あの『マッチ工場の少女』の、男に復讐するコワ~い女。ここに生き延びていたのか…。最近のウディ・アレンっぽいタッチだが、アキちゃん独特のヒンヤリとした空気感は健在で、絶望の中に希望を見出そうとする市井の人々の生きる知恵を描いている。4月28日公開予定。
2012年04月23日
人生に幸多かれ
本日午後2~4時生放送のかわさきFM(79.1MHZ)「岡村洋一のシネマストリート」(No.1446&1447)は、まず第1部で、私が昨夜のライブの模様と1970年代のフォークブームの話をした後、フィンランド映画 『ル・アーヴルの靴みがき』 (4月28日公開予定)を紹介した。今日は雨だったので、第1部では、全て古井戸のアルバムから雨の曲を中心に選曲した。「抒情詩」「びしょぬれワルツ」「雨の日の街」「雨に唄えば」「人生に幸多かれ」…。枝々は愛に死に、私はただただ、涙ぐんでいた。
島岡美延が、映画 『ジョイフルノイズ』(4月28日公開予定)を紹介した後、“吉岡あやの十八番コーナー”では、久し振りに歌舞伎の楽しみ方について語る。アッ、写真、撮り忘れちゃった。あやちゃん、御免 (ー_ー)!!
続く第2部、“シネポケット”のコーナーでは、藤間宇宙(とうまそら)くん http://giants11111.blog.fc2.com/ が、インド映画 『ロボット』(5月12日公開予定)を、五十棲頼太(いそずみらいた)くん http://ameblo.jp/zumi-r/ が、日本のアニメ映画 『ももへの手紙』(公開中)を紹介した。
そして、ワーナー・ホームビデオの生駒行雄さんを迎え、Blu-ray×5タイトルを紹介した。今月は福田千秋さん(映画評論家)がご病気の為、ゆかちん(井関友香)と3人で頑張った。福田さ~ん、早く良くなって下さい!
今日、紹介したのは… 映画 『パルプフィクション』をはじめとする“ミラマックス・コレクション”、映画 『ラブ・アゲイン』『ハッピーフィート2~踊るペンギン レスキュー隊』『ニューイヤーズ・イブ』『カサブランカ』(製作70周年記念 アルティメット・コレクターズ・エディション~初回限定生産)。本当に、凄~いラインナップだ!
※ この番組は、世界中、何処からでも(南極でも!)オンタイムで聴けます→ http://www.simulradio.jp/
※ 更に、明日には「岡村洋一のシネマストリート」専用サイトにアップされ、最近1ヶ月の放送と、過去の放送の傑作選を無料で聴く事が出来ます→ http://www.movics.tv/html/index.php