2013年02月
2013年02月18日
インターミッション
本日午後2~4時生放送のFMK-city (79.1MHZ)「岡村洋一のシネマストリート」(No.1532&1533)はまず第1部、“Dr.瀬田コーナー”でDr.瀬田直(写真左)が、フランス、ウクライナ、ポーランド、ドイツ合作映画 『故郷よ』(公開中)他3作品を現役外科医ならではの独特の切り口で紹介。隣は第1部のベテラン・アシスタント=島岡美延嬢だ。
何と来週の日曜日に“東京マラソン 2013”に市民ランナーとして参加する予定の五十棲頼太 くんが抱負を語った。
番組初登場となる樋口尚文監督から、17歳の頃からの大島渚監督(1932-2013)との想い出を色々と伺った。
第2部、“シネポケット”のコーナーでは、女優・大野ひろみ嬢が日本映画 『ひまわりと子犬の七日間』を紹介した。
俳優・黒田耕平くんが、日本映画の問題作 『インターミッション』(樋口尚文監督/2月23日公開予定)を紹介した。
そして、再び樋口尚文監督が登場、初監督作品『インターミッション』に出演している女優・大島葉子嬢も加わった。
※ この番組は世界中どこからでも(銀座シネパトスでも!)聴けます→ http://www.simulradio.jp/
※ 更に、水曜日には「岡村洋一のシネマストリート」専用サイトにアップされ、最近2ヶ月半の放送と、過去の放送の傑作選を無料で聴く事が出来ます→ http://www.movics.tv/html/index.php
2013年02月17日
セブン・デイズ・イン・ハバナ
※ 「世界でもっとも美しい島」とも評されるキューバの首都ハバナの7日間を、本作で監督デビューを果たしたベニチオ・デル・トロをはじめ、「アレックス」「エンター・ザ・ボイルド」のギャスパー・ノエ、「D.I.」のエリア・スレイマンら7人の監督が描いたアンソロジー。2012年。フランス・スペイン合作映画。DVD発売中。
※ 旅行や仕事で訪れた外国人や現地で生きる人々など、多種多様な人物の日常の断片を切り取り、ハバナの街の息吹を描き出していく。出演は「グッバイ、レーニン!」のダニエル・ブリュール、「アンダーグラウンド」のエミール・クストリッツァ、「ハンガー・ゲーム」のジョシュ・ハッチャーソンら。
“人の一生に結論などないのである” TBS「光は東方より 野口英世伝」ラストの名言だ。だから映画にも要らない。
もう少し音楽が欲しかったが、キューバの強烈な光と独特の雰囲気が“人生の断片”の良き接着剤になっている。
2013年02月16日
2013年02月15日
尾張徳川家の至宝
※ 尾張徳川家は、徳川家康の九男・義直(1600~1650)を初代とする御三家筆頭の名門大名で、名古屋城を居城とし、江戸時代を通じて徳川将軍家に次ぐ家格を誇っていました。大名家は家の歴史・格式を示すために数々の道具を備え、それらは大きく表道具と奥道具に分けられていました。表道具とは、大名の禄高や家格に応じて備蓄しておくべき武具刀剣類と、公的な場で用いられる道具類、奥道具は、藩主やその家族たちがプライベートな場で使った道具類です。両国・江戸東京博物館にて。2月24日まで。
※ 本展では、徳川美術館(愛知県名古屋市)が所蔵する尾張徳川家ゆかりの道具類のうち、太刀や鉄砲などの武具類、茶の湯・香・能などの道具類、和歌や絵画・楽器など教養に関わる品々など大名家の歴史と格式を示す約230件の名品をご紹介します。国宝「源氏物語絵巻」、国宝「初音の調度」も期間限定で特別公開いたします。
名古屋市東区にある徳川美術館の館長は歴代、尾張徳川家の当主で、現在は、22代目の徳川義崇氏、51歳。
国宝&重要文化財の数々、徳川家は王朝であったという認識と、こういう目の保養は時々必要だと痛感した次第。
2013年02月14日
アウトロー
※ トム・クルーズが一匹狼の元軍人に扮し難事件解決に挑む姿を描いたアクションサスペンス。英作家リー・チャイルドによるハードボイルド小説を「ユージュアル・サスペクツ」のクリストファー・マッカリー監督・脚本で映画化した。
※ 米ペンシルバニア州ピッツバーグの郊外で、白昼に6発の銃弾が放たれ5人が射殺される事件が発生。元米軍スナイパーのジェームズ・バーが逮捕されるが、かつて米軍で秘密捜査官を務めていたリーチャーは事件の不審な点に気づき、真相をあぶりだしていく。ドイツの鬼才監督ベルナー・ヘルツォークが悪役で出演している。公開中。
“トム・クルーズの新シリーズ”と聞いて、てっきり超人的アクション物だと思っていたら、ある種のミステリーだった。
バス停で黒人の老人がT・クルーズに黙って帽子を貸すシーンが良い。全体にムラがあるがまずまずの娯楽作品。