2015年11月
2015年11月30日
サクラ花 桜花最期の特攻
本日午後生放送のFMK-city 「岡村洋一のシネマストリート」(No.1822&1823)は、まず、第1部、映画 『さようなら』(深田晃司監督)http://sayonara-movie.com/ の主演女優・ブライアリー・ロング嬢が初登場した。
先週、訃報が伝えられた女優・原節子さん、そして、放送中に訃報が入って来た水木しげるさんの話もした。
続く第2部、俳優・藤間宇宙君が、映画 『独裁者と小さな孫』 http://dokusaisha.jp/ (12月12日公開)を紹介。
更に、映画 『サクラ花 桜花最期の特攻』が公開間近の菅乃廣プロデューサー&松村克弥監督が登場した。
※ この番組は世界中どこからでも(北茨城市でも!)聴けます→ http://listenradio.jp/
※ 更に後日、「岡村洋一のシネマストリート」専用サイトにアップされ、最近の放送と、過去の放送の傑作選を無料で聴く事が出来ます→ http://www.movics.tv/html/products/list.php?category_id=118
2015年11月29日
スウェーデン国家警察特捜班
※ 批評家や編集者としての顔も持つスウェーデン・ミステリー界の重鎮アルネ・ダール原作による傑作ミステリードラマ。本作は、スウェーデンではシリーズ化されており(日本では「靄の旋律」のみ翻訳本が集英社文庫より出版)、テレビシリーズとしても5作品が映像化されている。(すべてのエピソードは、前・後編で構成。)
※ これまでのスウェーデン・ミステリーといえば、刑事マルティン・ベックや、ミレニアム、刑事ヴァランダーのように、主人公が独り立ち、事件を解決していく展開が多かったが、本作はその路線からは一線を画している。刑事たちが特別に集められてチームを作り、チーム力で事件を解決していく、というストーリー展開が魅力だ。チームを構成する刑事たちは、離婚歴があったり、家庭生活に問題があったり、移民だったり・・・と、それぞれが抱える問題もあり、一人一人が人間臭いキャラクターとして描かれている。クオリティ高く、見応えがある。
来月の撮影に備えて観出したのだが、あの「キリング」と同じく、北欧ミステリーは、独特の雰囲気がある。
何処の国も人間の悩みは大して変わらない。この左の男、マックスに似ている。そんな事ばかり考えている。