2020年01月
2020年01月27日
親不孝通りの朝
人生初の喪主は辛かった。火葬場から帰るのに巨大な橋を渡った。彼岸と此岸の境目みたいだった。
1986年8月に少々酷い事があり父と私の間には深い溝が出来てしまい、それは遂に修復出来なかった。
棺の中の父は、まだ怒っている様な顔をしていた。1時間半ほどで骨になり、皆で拾った。あっけなかった。
母と6年振りに会った。何とか私を認知出来た様だった。親不孝を詫びると、“泣かんでええ”と言われた。
drecom_y_okamura at 15:16|Permalink│Comments(0)│
2020年01月26日
悲しみは古い仲間
1972年4月に、愛知県立尾北高校の教室で出逢ったBくんとは十数年振りだった。今回は家族葬なので
来なくても良いと伝えたけど、“お前のお父さんとは良く将棋を差したから”と言って、無理して来てくれた。
心の底から有難かった。この世で最も大切なものは、古い友人だ。古い友人は後から作る事が出来ない。
通夜の後、皆で中華料理を食べて、3時間ほど飲んだ。悲しい日のはずなのに、それがとても嬉しかった。
drecom_y_okamura at 23:43|Permalink│Comments(0)│
2020年01月25日
92
6年前の6月。両親と近所のリンガーハットへ行った帰り道。私を待たず、先にどんどん帰ろうとしていた。
昨年10月、台風19号が去って一週間後、珍しく“大丈夫か?”と電話があった。
現在の私は、心身ともにアウトな状態だ。どないしたらええねん?どないしたら...。人生は厳しいなぁ。
ワイシャツを2着、新調した。ネクタイに糊がこびり付いてしまい、上手くかけられない。やれやれ...。
drecom_y_okamura at 22:28|Permalink│Comments(0)│
2020年01月24日
シネスク No.216
午前7時頃まで全く眠れず、いつもよりも多く睡眠導入剤を飲んでしまった。イケナイ事とは思いつつ(^_^;)
ずっと観ている海外ドラマ「Covert Affairs」は、Amazon primeではseason4までしか観られないので
急遽、U-nextに加入し、season5の第4回「スパイ生命の危機」まで観て、何とか眠った。早死にコースか?
映画『転がるビー玉』の宇賀那健一監督が初登場。誰だって“欠けたビー玉”じゃないか。馬鹿馬鹿しい...。
drecom_y_okamura at 22:07|Permalink│Comments(0)│
2020年01月23日
顔のないスパイ
※ リチャード・ギア、トファー・グレイスの主演で描くサスペンスアクション。監督は「ウォンテッド」の脚本を手がけたマイケル・ブラント。原題:The Double 2011年製作/98分/G/アメリカ
※ 米ワシントンで上院議員が殺害される事件が発生し、その手口から死んだとされている旧ソ連の伝説のスパイ、カシウスの存在が浮上する。米ソ冷戦時代にCIAで活躍した元諜報部員ポールは、事件の謎を解明するために呼び戻され、若きFBI捜査官ギアリーと組んで捜査にあたることに。捜査が進むにつれカシウスの存在が明らかになっていくが、あらゆる状況がカシウスの正体はポール本人であることを示しており……。
芯のない映画だった。黒澤明監督が“映画では人間の表層しか描けない”と言っていた事を思い出した。
ならば、連ドラの方が奥深く人物を描けるのは間違いない。「Covert Affairs」のアニーを助けに行かなきゃ!
drecom_y_okamura at 21:50|Permalink│Comments(0)│