2009年06月28日
14年前
先週、金曜日に放送されたフジテレビのドキュメンタリー・ドラマ『妻よ!実録・松本サリン事件』を観た。
1995年5月16日、上九一色村での麻原逮捕の日、実写の場面で、自分の声が聞こえて来て驚いた。
“只今、火花が散っております。電気カッターが使われて、ここ第7サティアンの扉が強制的に開けられる模様です…”
そう。あの日、毎日放送のTVレポーターとして、私は確かにあの地獄の様な現場にいた。
そして、俳優として、松本サリン事件を描いた映画『日本の黒い夏~冤罪』(2000年/熊井啓監督)にも出演した。
現在、河野義行さんの家の庭師をしているのは、かつて松本サリンの噴霧車を作った元オウム信者だという。
“彼は一人の人間。友人です”と、淡々と語る河野さん。
その人間性には、本当に頭が下がる。
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