2018年02月17日
5時から7時までのクレオ
※ ヌーベルバーグを代表する女性監督アニエス・バルダ初期の傑作で、ガンの診断結果を待つ若い女性歌手クレオの5時から7時までをリアルタイムで切り取った作品。本作の音楽も手掛けた名作曲家ミシェル・ルグランがクレオの友人である音楽家ボブを演じたほか、ジャン=リュック・ゴダール、アンナ・カリーナもカメオ出演している。原題 Cleo de 5 a 7 1962年 フランス・イタリア合作映画 Blu-ray+DVD発売中
※ ポップ歌手のクレオは自分が癌ではないかと疑い、病院で精密検査を受ける。その結果が判明する7時までの間、パリの街中を彷徨いながら幾人かの友人や見知らぬ人々と出逢い、心の平静を取り戻していく...。
長回し、ゲリラ撮影、きっとアドリブも。56年も前の映画なのに、フレッシュで実験的、才気にあふれている。
パリの風景が今と全く一緒なのにも驚いたが、クレオのファッションは本年の春夏コレクションの様だった。
drecom_y_okamura at 22:13│Comments(0)│
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