2019年07月31日
JKエレジー
※ 地方都市で暮らす鬱屈した日々を打破しようと、逆境にもめげず突き進む女子高生の姿を描いた青春映画。2017年の「ミスiD」で入選した希代彩が映画初主演を務め、インディペンデント映画を対象とした米スカイダンス映画祭で優秀演技賞を受賞、監督はこれがデビュー作となる松上元太。8/9公開予定
※ 群馬県桐生市に暮らす高校3年生の梅田ココアは、学業は優秀だが家庭が貧しく、ギャンブル狂の父親と元漫才師でニートの兄のせいで将来に希望を見いだせずにいた。そんなココアには、学校とバイトの合間に「クラッシュビデオ」(物が女性に踏み潰され、破壊される様を見て性的欲求を満たす目的で作られた動画)に出演しているという秘密があった。元々は兄の元相方であるカズオに頼まれて始めた事だったが、最近ではココア自身も、様々な物を踏み潰す感触に快感を覚え始めていた。そんなある日、クラッシュビデオ出演が学校にバレてしまい、大学推薦を取り消されて学校にも居場所がなくなってしまったココアだったが……。
彼女が踏みつけているのは、空き缶なんかじゃない。敢えて言うならそれは、世の中だぜ、お若いの。
8/3公開の映画『メランコリック』もそうだがここ最近、“今どきの若者の絶望感”を色濃く感じる。希代彩、良い。
drecom_y_okamura at 23:20│Comments(0)│
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。