2019年11月30日
暗殺のオペラ
※ 「ラストタンゴ・イン・パリ」などで知られるイタリアの巨匠ベルナルド・ベルトルッチが、1970年に手がけた長編監督第4作。ラテンアメリカ文学の鬼才ホルヘ・ルイス・ボルヘス「伝奇集」に収められている「裏切り者と英雄のテーマ」を原作に、舞台を北イタリアの架空の町に置き換えた。ジュリオ・ブロージが若き日の父と息子の2役を演じ、「第三の男」で知られるアリダ・バリが父の愛人役を演じた。日本では1979年に劇場初公開。2018年、デジタルリマスター版でリバイバル公開。 原題:Strategia del ragno 1970年製作/99分/イタリア
※ ファシストによって暗殺された父の死の真相を探るべく、アトスは北イタリアの田舎町を訪れる。この町で父は英雄的存在になっており、謎は少しずつ解明していくが、そこには意外な事実が待ち受けていた...。
ストーリーを追って行くと、観客には親切でないかもしれない。画面と音楽、詩を味わおうとすれば実り多い。
天才撮影監督=V・ストラーロ&B・ベルトルッチ監督の美意識→ 映画的幸福が全カットに息づいている。
drecom_y_okamura at 23:42│Comments(0)│
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