クシナ寛斎完全燃焼

2020年07月28日

よこがお


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※ カンヌ国際映画祭ある視点部門で審査員賞を受賞した「淵に立つ」の深田晃司監督が、同作でもタッグを組んだ筒井真理子を再び主演に迎え、不条理な現実に巻き込まれたひとりの善良な女性の絶望と希望を描いたサスペンス。主人公・市子役を筒井が演じるほか、市川実日子、池松壮亮、吹越満らが脇を固める。 2019年製作/111分/PG12/日本・フランス合作

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※ 周囲からの信頼も厚い訪問看護師の市子は、1年ほど前から看護に通っている大石家の長女・基子に、介護福祉士になるための勉強を見てやっていた。ニートだった基子は気の許せる唯一無二の存在として市子を密かに慕っていたが、基子から市子への思いは憧れ以上の感情へと変化していった。ある日、基子の妹・サキが失踪する。1週間後にサキは無事に保護されるが、誘拐犯として逮捕されたのは意外な人物だった。この誘拐事件への関与を疑われたことを契機に市子の日常は一変。これまで築きあげてきた生活が崩壊した市子は、理不尽な状況へと追い込まれていく...。

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映画『淵に立つ』では、俳優・浅野忠信が映画全体を覆う“巨大な謎”をたった独りで引き受けていた。今回は

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それが分散している。作り手はむしろ物語よりも“共通項を求めようとする愛という名の病”に注視している。

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drecom_y_okamura at 19:57│Comments(0)

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